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住宅ローンの利用状況は「住宅購入」経験者に次いで、「出産」経験者の割合が高い

掲載日: 2019/10/25

全国の20~60代男女に住宅ローンの利用状況について調査。民間住宅ローンの借入利用率は「【住宅購入】経験1年以内」と「【出産】経験1年以内」の割合が高く、住宅ローンの利用状況は住宅購入に次いで、出産のライフイベント経験者の割合が高いということがわかりました。

住宅ローンの借入利用率が高いのはライフイベント経験者

住宅ローンの契約形態として「ペアローン」が「女性20-30代」で高め

住宅ローン契約先金融機関は「銀行(メガバンク)」、と「銀行(地方銀行)」がそれぞれ約34%

住宅ローンの借入利用率が高いのはライフイベント経験者

全国の20~60代男女を対象に住宅ローンの利用状況を調査。また、その結果をライフイベントの経験ごとに分析しました。
住宅ローン利用率は全体値では43.1%だが、ライフイベントごとに利用経験率が変わります。

具体的には「住宅購入1年以内経験者」の、「民間住宅ローンの借入を行った」割合が68.4%と最も利用率が高く、次いで、「出産1年以内経験者」が64.9%の順で高い結果となりました。
また、住宅購入したいと思ったきっかけは「子供や家族のため」が34.1%、「もっと広い家に住みたい」が22.3%。

出産すると家族が増え、今の家では手狭になるので、住宅購入を検討するきっかけとなるケースが見られました。

Q18. 現在の住居を購入する際に民間住宅ローンの借入を行いましたか。
住宅ローン契約者(n=2,700)
■ライフイベント経験別利用割合※重複あり

住宅ローンの契約形態として「両方(ペアローン)」が「女性20-30代」で高め

住宅ローン利用経験者に対して、契約形態を調査。また、その結果を性別・年代ごとに分析しました。

全体値は「両方(ペアローン)」11.6%に対して、「女性20- 30代」では22%と、ペアローン利用率が高いことがわかりました。

女性30代は「事務職」等の有職者の割合も高く、共働きが他年代と比較して高いことが伺えます。共働きが増えている影響から、他年代よりも、夫・妻側両方でローンを組むペアローンが増えている可能性があります。

Q20. 住宅ローンの契約形態として当てはまる選択肢をお選びください。
住宅ローン契約者(n=2,700)
■住宅ローン契約者全体
■女性20-30代(n=258)

住宅ローン契約先金融機関は「銀行(メガバンク)」、と「銀行(地方銀行)」が約34%でほぼ同率、「銀行(ネットバンク)」は5%

住宅ローン利用経験者に対して契約先金融機関を調査。住宅ローン契約先金融機関は「銀行(メガバンク)」34.6%、「銀行(地方銀行)」34.4%、「銀行(ネットバンク)」5.0%という結果になりました。

Q35-1. あなたが契約した住宅ローンの借入先金融機関として当てはまる選択肢をお選びください。※2社以上で住宅ローンを利用している場合は、金額が大きな方の住宅ローンについてお答えください
住宅ローン契約者(n=2,700)
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●調査概要

【調査主体】リクルートライフスタイル
【調査方法】インターネットリサーチ
【調査対象】20~60代の男女
【調査期間】2019年7月22日(月)~7月26日(金)
【有効回答数】10,240件